今日は、6名の庄内浜文化伝道師さんと県の水産振興課の方2名を
園に迎え「食育教室」を開催しました。
日本海に面した庄内地方は、1年を通じ沢山の種類の
魚介類が水揚げされる恵まれた地域。
“庄内浜文化伝道師さん”は、山形県庄内総合支庁より
認定を受け、庄内浜の魚介類の美味しさや、食文化を
広く伝えることを任務に、様々な場所で活躍されています。
今日の教室では、子ども達が知っている魚について
尋ねたり、旬の魚であり今日の題材である“鮭”について
クイズを出したり、楽しくやりとりをしながら...
魚の生態や恵まれた漁場である庄内浜の魅力について
伝えていただきました。
毎秋 開催しているこの教室も、回を重ね今年で8回目。
初回よりリーダーとして来園くださっている佐藤さんを
筆頭に、今年も開催させていただくことができました。
佐藤さんの手により、鮭の解体作業が始まりました。
大きな鮭の身体に包丁が入れられていきます...
身を乗り出して、見つめていた子ども達。
普段は、切り身になった状態でしか見たことのない
子ども達がほとんど。
命をいただく...普段は考えることのないその意味を
それぞれに感じ、考えることができた場面でした。
伝道師さん達の連携により 解体された2匹の鮭。
年長組の子ども達は、伝道師さんに手を添えてもらいながら、
身の部分を切り身にする体験もしました。
こちらでは...鮭の頭や内臓を間近に観察する子ども達。
口の中をのぞいてみると...「歯がいっぱいあるよ!!」
きらり・年中・年少さんは、ここで教室終了。
見事な包丁さばきをみせてくれた伝道師さんと挨拶を交わします。
ありがとうございました!!
その後、年長さんは鮭を使い、伝道師さんと一緒に
“鮭のホイル包み蒸し”作りを行いました。
6つのグループに1人ずつ伝道師さんが加わり、料理を指南
してくれました。
アルミホイルの上に、鮭を置いて、その上に玉ねぎ、
しめじ、コーンを乗せて...
味噌、マヨネーズ、砂糖、みりんを合わせて作った
特製だれをかけます。
具材をホイルで包んだら...下ごしらえ完了!!
後は、蒸し器で蒸し上がるのを待つばかり...
その間、一緒に食べる今日の主食「おにぎり」作りを
行いました。
ラップの上にご飯を敷いて...
梅干、鮭、おかか...好みの具材を入れて丸めます。
大きなおにぎりにする子や2つ3つ...小分けにして
作る子とそれぞれ...ここでも、伝道師さんが調理を
サポートしてくれました。
鮭のホイル包み蒸しの完成!!
味噌や野菜が魚の生臭さを消し、美味しい香りが食欲を
誘います。
伝道師の先生方と一緒に会食です。
憲三先生
明美先生
恵美先生
俊行先生
裕美先生
登美先生
小林さん
小林さん
楽しく会話も弾みます...
食も進み、中にはホイル包みやおにぎりのおかわりを
する子ども達もいるほどでした。
作って食べる体験が食べる意欲も増してくれることを
感じたひと時でした。
その頃、各教室では...
絵本で鮭や食材への興味を更に深めていました...
身支度を整えて、おにぎり作りに挑戦!!
楽しく 美味しい お昼を過ごしていました。
教室の終わりには...
伝道師さんとすっかり仲良くなりお別れを惜しんでいた
子ども達でした。
貴重な機会を与えていただきました県水産振興課の皆様、
そして、優しく丁寧なご指導をいただきました伝道師の
皆様、子ども達にとって鮭の味と共に、心に残る貴重な体験の
機会になりました。ありがとうございました。
また、お会いできることを楽しみにしています。