庄内浜文化伝道師さん来園!!
お迎えして、食育教室を開催しました。
園での開催は、今年で3回目...好奇心いっぱいにスタートした食育
教室でしたが、子どもたちはどんな発見、体験をしてくれたかな...?
はじめに、庄内浜文化伝道師さん6名を、園長先生が紹介。
伝道師の佐藤憲三さんは、同じ学園にある酒田調理師専門学校の
同窓会長さんで、他の皆さんも同校の卒業生...幼稚園に縁のある皆さん
と一緒に食育教室スタートです。
庄内で獲れた旬の魚=鮭を子どもたちの前で解体していきます。
佐藤さんの手で包丁が入れられると、子どもたちの視線は、解体されていく
鮭に集中。中には、内臓や流れる血に「わー!!」と驚きの声を上げる子も
いました。普段は、切り身の魚しか見たことのない子どもたちがほとんど...
ショッキングな光景であった一方で、日頃何気なく食している食材が
どのような過程を経て食卓に並ぶのかを目前にし、食や提供して
くれる人への想いが大きく膨らんだように感じました。
「これが鮭の内臓だよ!この鮭はオスなのでイクラは入ってないよ...」
佐藤さんがさばいた鮭の身を、年長さんみんなで切り分けていきます。
伝道師の皆さんに手を添えてもらいながら...大きな鮭は小さな切り身に
変身していきました。
「ほら!!自分で切れたよ!!」年長さんはこの後、切り分けた鮭を使って
『鮭のホイル包み蒸し』づくりに挑戦しました。
6グループに別れ調理開始!!各グループに一人ずつ伝道師さんが加わり、
作り方を優しくレクチャーしてくれました。
ホイルの上にキャベツ、鮭、ニンジン、エノキ、しめじ、レモン、バターを
順に乗せて...
ホイルで包んで準備完了!!蒸し器にならべて蒸し上がりを待ちます。
蒸し上がるまでの時間、この日のお昼ごはん『おにぎり』を作ります!!
「鮭、おかか、うめ...好きな具材を選んで...丸、三角、四角!?
どんな形のおにぎりが出来たかな?
完成!!鮭のホイル包み蒸し。「いただきま〜す!!」
教室の終わりに、子どもたちから“ありがとう!!”の気持ちを込めて...
伝道師の皆さんへ感謝状を送りました。
海、山、川、畑、田んぼ...身近に当たり前にあるからこそ気づかずに
いるけれど...庄内の恵まれた自然や、食の宝庫に暮らす幸せに感謝
しながら...庄内の魅力を子ども達にしっかり伝えていきたいと感じた
一日でした。
伝道師の皆さん ありがとうございました。そして...
ごちそうさまでした。